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親子で竹馬

 まだ肌寒さの残る3月最初の土曜日、2年に一度の親子竹馬大会が晴天の下で催されました。これは学童の子ども達が冬季に取り組む伝承遊びの内で、隔年種目である竹馬の最後を飾るイベントです。

 プログラムは子どもによる親への竹馬指導に始まり、子ども達がこの日のために練習を重ねてきた学年別の竹馬演技、そして親子で参加する竹馬競技へと続きます。

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たかが竹馬、今どき竹馬?と侮っていても、ポンと渡されてすぐに乗れる大人はほとんどいません。昔はよく乗った、あるいは日頃からつま先歩行など身体バランスを意識している様な人はともかく、両足をステップに乗せることすらおぼつかない親がこんなはずでは・・・と、軽々と乗りこなす我が子を惚れ惚れと眺めます。

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 私が我が子の成長と共に竹馬の取り組みに関わるのはもう3回目となり、もうすぐ卒業・卒所します。子ども達が愛用しているこの竹馬を、指導員や他の父母の方々と郊外の竹林から切り出して来てやるのは2回目。そして今年は1月の父母会の後で親子一緒に竹馬作りまで参加しました。

そう、これらの竹馬は共に作ったもの。子ども達にとっては普段忙しくしている親が作ってくれた大切な竹馬なのです。

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 6年間我が子を学童に通わせて、父親である私自身が何より良かったと思える事は、子育てに関わる機会を学童が教えてくれ、そして与えてくれたことです。

学童は市ではなく父母が運営しています。

共働きなどで忙しいから子どもを決して安くはない保育料を払って学童へ預けるのに、その上なにかと参加・活動させられるのは面倒だ。多くの方々が最初にそう感じるのと同様に、私も入所前後は強くそう思っていました。

しかし、お金だけ払って自分の知らない内に子どもを無事に成長させてもらえばそれで満足なのか?

我が子と親自身にとってたった1度しかない小学生時代、忙しいという理由でろくに関わることなく過ぎ去ってしまって良いのか? 今ではそう思っています。

夏のキャンプや球技大会の練習、そして市からの手当が甚だ不十分な学童の運営に真剣に関与してきたこと。我が子の愛する場所を守る手助けをしてきたという自負を与えてくれたことを、学童と先生方には本当に感謝しています。

 先日ある若手市議会議員の話を聞く機会がありました。彼は学童出身者なのですが、

市は不十分な助成金とプレハブ小屋しか用意してくれないが、この雑然とした環境の下でも親が一生懸命運営している学童がとても好きだと言っていました。

そして、それぞれの学童にはそれぞれの伝統・特徴や良さがあり、子ども達にとって第2の家と呼ぶに相応しい環境が備わっている。市や学校が運営する画一的で恵まれているだけの保育からはこの良さは決して出てこない、とも。

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 かつての幼い子ども達は第2の家兄弟の様に共に6年間を過ごし、今また弟・妹達を残して新たな階段を昇るために卒所して行こうとしています。

この子ども達の顔を見れば、充実した日々だったかどうかは疑う余地もありません。

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